【2023 Rd.5】RALLY HOKKAIDO

開催日:2023.9.8-10
開催場所:帯広市、陸別町、音更町、足寄町
参加台数:エントリー申し込み75台、参加台74

「XCRスプリントカップ北海道」シリーズでは最大規模のイベントであるラリー北海道が今年も十勝で開催されました。
本大会はFIAインターナショナルラリー/全日本ラリー選手権と一緒に開催。昨年20周年+1イベントとして行った一般道を占用してラリーショーおよびセレモニアルスタートを今年も開催!多くの観客の方々が集まり、大変盛り上がりました。また、今年はトヨタ自動車株式会社によるデモランや、全日本クラスにRALLY2車両が走行、豊田社長も来場するなど話題に事欠かない大会となりました。XCRクラスもこれまでで最大の11台が参戦。レギュラーチームは全車参加。新規参加としてHASEPRO RACINGより長谷川社長がハイブリッド車であるアウトランダーで参戦。XC-3クラスにはダイハツD-SPORT Racingが相原/荻野組がロッキーで参加。

XC-2クラス
ラリー北海道をよく知るクスコの番場/加勢組が独走するかと思われたが、昨年陸別で早々にリタイヤし悔し涙を飲んだ川畑/中谷組がSS1からトップタイムをたたき出す展開となり、SS1~SS6までトップタイムを連発。Leg1最終のSS7は番場/加勢組に35秒ほど離され、それまでのマージンを吐き出しLeg1終了時でトップは番場/加勢組、4.9秒差で川畑/中谷組となった。
翌日、1本目のSS8で17秒差をつけた川畑/中谷組が再び逆転し、その後は再びトップタイムを連発し優勝を飾る事ができた。

XC-3クラス
新たに参加した相原/荻野組のロッキーは塙/佐竹組のライズとメーカーは違えど兄弟車。しかもD-SPORTはメーカー系のチームという事もあり、デビューウィンの可能性を秘めての参戦となりました。しかし、やはり冬から走らせている塙/佐竹組が一枚上手で、Leg1の7SSを走って6SSでトップタイム。相原/荻野組のトップタイムはSS4の1本だけに留まった。
Leg2でも塙/佐竹組は安定の走りでトップタイムを譲る事無くそのまま優勝となった。
成績では3位に終わった織戸/槻島組であったが、観客からの注目度は高く人気を博していた。

エントリーリスト
リザルト(国内)

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・動画
Youtube:XCRスプリントカップ北海道
(撮影:米川信一)